Nohmu

やりたいことはやるべきこと。です。

1歩目

 

歩き出すことを、決めた僕は

 

まず、本屋に行った。

 

僕の家系は、おじいさん、お父さん、

いとこ、兄、みな、公務員である。

 

我が家は安定志向で、保守的であった。

 

そんな家庭で育ったこともあり、

 

輪を乱そうとするもの、空気を読めないもの、

 

常識外れなものは、自然と嫌がるようになっていた。

 

その日も、興味ありそうな小説を買おう。

 

本の世界に触れよう。と思っていた。

 

小説が置いてある棚に向かう。

 

すると、

 

その少し手前の棚に、自己啓発本のようなものが置いてあった。

 

普段、嫌気がさし、手にもとらないような本ばかりだった。

 

だが

 

なぜだろう。その日はその本たちに

 

嫌気がさしながら、惹かれてしまったのだ。

 

一冊の本を手に取り、

 

目次をペラペラと開き、最初の書き出しを読んだ時、

 

買うことを決めた。

 

その本は、堀江貴文さんの「本音で生きる」。

 

その本を一日で読み終えた。

 

いままで、嫌気がさしていたものは

 

ぼくの考えを根底から覆えにきた。

 

「24時間好きなことだけをしろ」

「我慢するやつはバカだ」

「未来のことなんてどうでもいい」

 

言ってることはまるで小学生のようだ。

 

そう。小学生のよう。

 

そこに、ひとつ。

 

印象に残る文があった。

 

「人の時間を過ごすな。好きなことをしろ

もし、好きなことがないのなら、まだまだ世の中を知らない証拠である。ものはありふれてる。いろんな考えに触れて、刺激を求めよう。」

 

今は、インターネットひとつで

 

なんでも調べられる。

 

だからこそ、情報に希少価値がなく

 

みな、ネットの情報を軽視しがちだ。

 

もし、好きなことがないなら

 

外に1歩踏み出して、

 

普段、やらないこと、行かないところを

 

行ってみてはどうだろうか。

 

それについて、ネットで

 

調べてみてはどうだろうか。

 

美術館、ミュージカル、クラシック音楽

 

まだまだたくさんある。

 

大学生だから場違い。

 

そんなことはもう遅い。

 

年齢なんて気にせず、目の前を

 

1日も彩ろう。